ケープ・ライトのdiary

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阪神淡路大震災からきょうで22年が経ちました。

毎年この日にブログで書いて来ましたが、ぼくはその時住んでいた、阪急夙川駅の北側にある実家はこの地震で全壊し、家族全員が誰も怪我一つしなかったのが奇跡と言えるような状態でした。

同じ地域は古い建物が多く、それらの建物のほとんどが倒壊し、亡くなられた方も多くいらっしゃいました。

その時ぼくは19。それまで生きた中で最も衝撃的で、死を身近に感じた日でした。
震災後の数日間は風呂に入ることもできず、多くの人に励まされながらみんな何とか生きてきた気がします。


それから22年。

いつしか震災までの時間より、震災後の時間の方が長く生きたことになります。

西宮も、神戸も、記念碑を除いて震災の痕跡を残すものは皆無になり、鎮魂のための行事ルミナリエは規模が縮小されてきています。
ぼく自身日々の生活から「震災」を思い出す機会はどうしても少なくなってきています。

どうしても、忘れていくことは仕方のないことなんだろうと思います。



でも1年のなかでも、せめて今日だけは、あの震災のことをしっかり思い出して、命が今あることに感謝して過ごしたいと思います。

河田洋祐



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1月17日になると、何気なく過ごしている日常がとても幸せなものなんだ、と改めて思います。

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随分遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

昨年は多くの繋がりが生まれ、さまざまな場所に撮影に呼んでいただきました。すごく有難いことだなと、思っています。

そして本年もよろしくお願いいたします。

今年、ケープ・ライトは設立から12年目になりますが、12年前と今とでは写真やその周りの状況は大きく変わっています。

12年前はすべてフィルムカメラで撮っていたし、インスタグラムもfacebookもありませんでした(唯一のSNSがmixiだった気がします)

12年でぼくたちはデジタルカメラに慣れ、いつしかその便利さが当たり前になり、インスタグラムを使いこなせるようになりました。

ますます写真は誰にとっても身近に、言葉を使わずに通じることの出来る簡単なツールとなりました。
多くの人がそのツールを使い、SNS上で公開されている同じ写真を見るので、「いいね!」を多く獲得している写真が良い写真だという認識に自然となっています。

でも、ぼくたちカメラマンはその写真の価値観にに寄りかかってはいけないな、とよく思います。

インターネットで目にする写真は、斬新さを求められるようになり、その結果、結婚式のカメラマンも常に新しいものを求めるようになりました。
いかに美しく、誰もが見たことのないインパクトある写真を撮るか、ということにチカラを入れている気がします。

新しいものを生み出すのはとても良いことです。
でもそればかりに気を取られていると、根本にある「写真を撮る意味」というものがおろそかになってしまいます。


ぼくの祖母は今年90歳になります。

実家に会いに行くと、よく自分が結婚式を挙げたときの写真を見せてくれます。
もう70年近く前のセピア色になった写真で、台紙は多くのシミで汚れています。写っているのはモーニング姿の祖父と、振り袖に角隠し姿の祖母。70年近く前に撮られた一般的な結婚式の写真です。

でもこの写真が70年近く宝物のように大切にされ、祖父が亡くなったあとも祖母が事あるごとに見せてくれているというのは、この写真の存在の大きさを物語っています。

この写真に写っているのは結婚式の衣裳を纏った若い新郎新婦の姿だけど、祖母にとってはこの写真は結婚してから2人で過ごした50年以上の歳月が見えるのだと思います。
(いつしか写真を見るぼくたちのもその歳月を垣間見ることができるようになりました)


これは写真の持つ魅力だと思います。

パッと見て、その見た目だけではなく、その奥にあるものがじんわりと見えてくる写真こそ良い写真なんだと思うし、写真とは本来そういうものだと考えています。

普段ぼくたちが撮る結婚式や記念写真は、その家族のレキシが写っています。

広告写真やSNSのような見た目の華やかさはないかも知れないけれど、流行りに流されず、写っている人物が本来持つ良さが伝わるような、普遍的な写真をこれからも残していこうと考えています。


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70年近く前の祖父母の結婚式の写真です。今見てもとても良い写真だな、と思います。


河田洋祐

ケープ・ライトのホームページはこちらからご覧いただけます


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今年もあと2日。皆さんはどんな2016年でしたか?
そしてどんな素敵な新年を迎えられるのでしょうか?

私にとってこの1年は、とてもいろんな事があり変動の大きな年でした。
仲間との寂しいお別れがあり新しい生活を始めたり
また逆に新しい出会いもたくさんありました。


体力も心もなかなかついてこない日があったりしましたが
それでもそんな2016年の新しい出会いは私に元気をくれて、キラキラとした時間をくれました!


すごく有難いことに「古川さんに撮ってほしい」と言ってくださるお客さまがいたり
結婚式の後の打ち上げにご自宅に呼んでくださったり(結婚式が終わってから私が会いたくて会いに行ったお客さまもいます笑)
本当に本当に素敵な方たちばかりでした☆


今年もたくさん撮影をさせていただいて、たくさんのアルバムをみなさまにお届けして
喜んでいただけたこと、私たちにとってはすごく励みになったし自信になって、笑顔にさせてくれました!



今年出会ってくださった皆さま、本当にありがとうございました☆
来年もまたこのご縁が続きますように。
そして来年出会う皆さまと過ごせる時間を楽しみにしています!


古川百代


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こんにちは。
スタッフの矢寺です。

11月最後の日曜日、ゆういちろうさんとゆきこさんの結婚式を撮影させていただきました。

おふたりとは打ち合わせのときから映画や音楽のお話でとっても盛り上がって、
(私たちの打ち合わせではお写真以外にも色んなお話をさせていただくことも^^)
朝お出迎えするときも、久しぶりにお会い出来るのが楽しみでわくわくしました。

スパイ映画が大好きなおふたり、まさかのサングラス姿で登場!
実は打ち合わせのときに、「メゾン・ド・タカにスパイが潜入!みたいな写真を撮れたらいいな」とお話していたのでした。

ゲストの皆さまに楽しんでもらいたい!と準備してこられたおふたり。
披露宴では、ゆきこさんとお友達が「007」と「ミッションインポッシブル」のテーマを連弾で演奏されたり、
ゆういちろうさんの中座では、こっそりゆういちろうさんの大好きなメタルが流れたり…
おふたりの穏やかな印象とのギャップに、ゲストのみなさまもびっくり笑顔に。
初めから終わりまで、笑い声の絶えないパーティーになりました。

そして、披露宴が終わってほっと一息…つくやいなや、ロケーション撮影に出発!
この日のために、モデルガンを借りてきてくださったゆういちろうさん。
まるで本物のスパイでした!
いつのまにかスパイごっこになって、夢中で色んなポーズを考えあって…
ゆういちろうさんのジェームズ・ボンドっぷり、ゆきこさんのボンドガールっぷりに脱帽。
楽しすぎるロケーション撮影になりました。

実はこの日は朝からザアザア降り。
なのにそれを思い出したのは、おふたりとお別れしたあとでした。
おふたりの、朗らかで、一瞬一瞬を全力で楽しむ姿に、ゲストのみなさまだけでなく私たちも、すっかり虜になっていたようです。


ゆういちろうさん、ゆきこさん、とっても濃厚で楽しい時間を、本当にありがとうございました。
作戦、大成功でしたね☆

矢寺 梨奈

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ぼくたちの仕事は写真を撮ること。

撮る上で、カメラとレンズは必ず必要になる道具です。

如何に正確にピントを合わせ、如何に適切な画角で暗い場所でも写真に残せるか・・・

という基準でこれまでカメラもレンズも揃えてきました。

第一は思い描いた写真を撮ることです。

でも今年秋に購入したレンズはすこしそれとは違います。

105ミリという焦点距離でズームはできません。被写体が小さいな、と思ったら近づかなくてはいけないし、大きいなと思ったらぼくが後ろに下がらなくてはいけない。
これが、文字で読むと簡単なようでも実は難しいです。

運動場のような広いところでは問題ないかも知れないけれど、人がパンパンに入った室内だと、写真を撮るために「すみません」と周りの人に言いながら後ろに移動しなくちゃならないし、105ミリというレンズは結構な望遠なので、被写体の人物と話をして、そこから写真を撮るためにドタドタ10メートルくらい離れるために走らなきゃいけない時だってあります。ポーズを変えるときはまたドタドタ10メートル近づいて、撮る時10メートル離れる。結構なスプリントですね・・・

でも便利じゃないレンズを使うようになって写真が変わった気がします。

まず望遠のズームレンズほど大きくないので、撮られる人が威圧感を感じずにいれそう。(これはカメラ位置が離れているというのもあるかも知れない)
そして、このレンズ、とにかくむっちゃ明るい(写真用語で言うと開放の絞りが1.4です。)キャンドルだけで夜に撮影するときも問題なく撮れます。目で見て真っ暗なシーンでもちゃんと写ってくれるので、夜に撮れる写真の可能性が格段に変わりました。

そして、写りがむっちゃキレイです。ぼくたちが普段使っている他のレンズももちろん素晴らしくきれいなんだけど、そこからモヤのようなものを取り去って、真冬の晴れた朝のような透明感ある写りをします。

このレンズは決して安くはなかったし、このレンズがなくても良い写真は撮ることができます。
でもこのレンズのお陰で、ぼくが表現できる写真の幅が大きく広がりました。

2016年、ぼくたちの写真は大きく進歩しました。
そしてこれからもこのレンズの良さをもっとたくさん引き出して、新たな可能性を探っていこうと思います。

カメラマンによって、合った焦点距離やレンズというのは存在すると思いますが、ぼくはようやく自分に合ったレンズにめぐり逢えた気がします。これから大切にします!


河田洋祐

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子どもの瞳に色々な世界が映っていて、それが写真を通して見れるのが良いな、と思います。