ケープ・ライトのdiary

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今月結婚式を撮影させていただくお客さまの入籍の撮影がありました。

入籍のあとにはおふたりが大好きな太陽の塔へも報告。真っ青な青空が広がる中、万博公園でピクニックのような楽しい時間。とっても楽しかったです。

コトバよりも写真を見てもらいたいので、この日の様子をスライドショーでご覧ください。

ちなみにスライドショーの写真は全て新しくケープ・ライトの仲間に加わったトクちゃんが撮影しました。
なかなか良いセンスしてます♪

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沖縄を発つ日。

飛行機は午前中出発なので、恐ろしく早く起きなければ間に合わない。今回宿泊したのは読谷。空港も結婚式の撮影も那覇だったので、那覇に宿泊をすれば便利だったのだけど、それでは那覇にしか滞在しないことになり余りにも勿体ない。読谷に泊まったからといってどこに寄る訳でもないが、少しでも沖縄の気分が味わえたならと考えている。

この2日、まったく観光地と呼べる場所を訪れることはなかった。(仕事なので当たり前デス!)ここ座喜味城跡が唯一の観光地。しかも渋い場所だ。朝早くに立寄った。ここは文字通りかつて城があった場所で今でも緩やかな曲線を描いた石垣が残っている。

もう10年近く前にぼくは、祖父、祖母とこの場所へ来たことがある。取り立てて何を話したと言う記憶も残っていないが、今では叶わない3人での旅行の思い出の場所のひとつ。静かに立つと思い出すなぁあの頃を。20代前半、10年後まさか独立して事務所を持っているとは思わなかったし、こんなに体重が増えるとも考えなかった。10年でニンゲン変わるものだ。。。

そんな感慨にふけりながら気が付けば空の上。
お客さまのおかげで忘れられない沖縄ツアーとなりました。
次は10年後といわず1ヶ月後にでも訪れたいと思わせる沖縄でした。

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起きて空を見上げると薄暗かった。

うーん。晴れてくれ!と声に出してみる。

そんな中、いよいよ沖縄でのウェディングが始まる。

那覇、波之上宮という神社での挙式。

主役のタケシさんマリさんは琉装が驚くほど良く似合う。
観光客も揃って「おめでとう!」の拍手を送り、二人は大喜びだ。

タケシさん、マリさんが持って生まれた才能なのだろう。2人の周りにいる全ての人の顔が笑顔になる。
空を見上げて厚い雲を恨めしく思ってみても、二人と眼が合えば・・・あとは何でも許せる幸せな気持ちだ。

挙式があって、近くのホテルで披露パーティーがあって(ここではナント私たちにまで料理が用意されていました)全員が和やかなかけがえのない時間を過ごしました。

パーティーがとびっきりのぬくもりをもって、おひらきになった後、私たちはビーチへと写真を撮るために出かけました。

だけどその瞬間・・・・・

空から大粒の雨が。。

なんと信じられない。せっかく沖縄まで呼んでいただいたのにこの雨。

ビーチでの撮影はどうなるんだ!

とっても申し訳ない気持ちになりました。
沖縄まで来て、青い海、白い砂浜の写真が撮れないなんて!!

車を運転しながら後ろを振り返ると、そこには朝とまったく変わらない二人の笑顔が。

「私たち沖縄が好きなので、例え雨でビーチでの写真が撮れなくても沖縄で写真が撮れれば満足なんです。」

そのコトバに救われました。

ぼくたちは、マリさんが大好きだと言う飛行機が見える那覇空港へ。
航空機の離陸が一望できるとっておきの場所を見つけて多くの写真を撮りました。何機もの飛行機を見送りながら。

今まで様々な場所でウェディングの撮影をしてきましたが、空港での撮影は初めてです。飛び立つ飛行機は北海道へ行くのか、離島へ行くのか。どんな人が乗っているのか・・・
いろいろな事柄に想いを馳せてシャッターを押します。

すっかり日が暮れても撮影タイムは続きます。那覇の雰囲気を体感できる国際通りでのフォトツアー。これは同行したカナイのアイデアだったのですが、居合わせた修学旅行の生徒さんが「キャー!!」と歓声をあげたり、みやげ物屋さんのお姉さんを写メを撮ったり。晴れの日のお二人はここでも大人気でした。

「こんなに楽しいとは思ってもみなかった!」おふたりが大喜びしてくださったことが何より嬉しいです。

青い海も白い砂浜も写っていないウェディングフォトだけど、想像を超えた素敵な写真集ができるはずです。
ぼくたちにとって、この日の出来事は決して忘れられないものになりました。
タケシさん、マリさん、ありがとうございました!!

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神戸空港から雲を突き抜けて降り立った先はOKINAWA!!

沖縄で挙式を挙げるお客様が交通費まで負担し招待してくださった。
有難いとともに、期待以上の写真を撮ろうと誓う。

夕方にレンタカーを借りて、那覇をはじめ撮影予定のビーチなどを下見する。きょうの天気は曇り。日が沈む直前になって、ようやく陽の光が差し、海は見た事もないような澄んだ色に輝く。

明日一日、どうか晴れますように!!

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みわさんの家ではじいじとばあばが待っていてくれた。

ベビーベッドの上には色紙で作った手作りの飾り付けまでしてあってお祭りムード満点。
babyはあまり泣かず、泣いても誰かが抱っこすると泣き止む賢い子。よし、この調子で育ってくれ!!

晩御飯は鯛の尾頭付き、赤飯、プレミアムモルツでお祝い。楽しい祝宴になった。

そう。次女の名前は湊(みなと)に決定。
血液型はB型。カワタ家は4人全員がB型という恐ろしい家庭だ・・・。

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生まれて5日目になる次女に会える日がやって来た。

福岡の産婦人科の階段を駆け上がると「パパ!!」という大きな声。とおのだ!その隣にはみわさんが座っている。

「お・無事に生まれたんやね~」
なんて声を掛けるも、あれ、赤ちゃんどこ?って戸惑う。

だが良く見るとみわさんの腕の中に小さな小さなbabyが

ほんまに小さかった。3200グラムだと聞いていたのでもっとでっぷりした体形だと思っていた。だからあまりの小ささにビックリ。
隣にいるとおの(3歳10ヶ月)の顔がいつもの4倍くらい大きく見える。

ぼくにも抱かせてもらう。

軽いっ!!

とおのなら90秒が限界だけど、こんなに軽いのならいつまででも抱いていられるよ。

ちょうど起きている時だった。二重のぱっちりした眼でぼくを見ているようだ。
ぼくもまじまじと顔を覗き込んでみる。
まつ毛は少ないけど髪はフサフサ。仏像のように悟った顔を見て「将来は大物になるかな!?」と親バカぶり全開で想像してみる。

大仕事を終えたみわさんも元気。とおのもハイテンション。
ぼくたち4人は病院を出て、みわさんの実家へ戻る。

車から見える桜は満開。最高の気分だ。

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まず、アカンやん!って思った。せっかくの結婚式なのに雨の音で眼が覚めたのだ。持って出かけた傘は突風になすすべなくガラクタに変わり果てた。今日の主役、花婿のタイチさんは“超”が付く雨オトコ。だから今日の結婚式は一日中雨なのだろうと覚悟をきめた。



だが天が助けてくれたのか。

立ち込めていた雲はまたたく間に追いやられ、青空が姿を現した。誰もが雨やと思った瞬間に!!

これはタイチさんと花嫁タカコさんの想いが通じたのだと思う。そして、雨天が晴天に変わっただけでこの日の結婚式は大成功だ。

事実、柔らかな陽が入る礼拝堂での挙式の厳かさはびっくりさせられた。ここ、和歌山福音教会には光るステンドグラスもスポットライトもない、静かな街の中の教会だ。だけど、教会の方、列席者の祝福する気持ちは人一倍強い。だから。大きな声で歌う賛美歌は地面が震えた。

そして、この教会のスタッフの皆様のチームワーク。これには驚かされてばかり。まずはパーティー中サプライズで歌のプレゼントがあった。何度も練習を重ねてきた事が分かるくらい揃った歌声だった。だがそれは始まりに過ぎず、その後も紙ふぶきの演出が(しかも舞い降りてくる紙ふぶきは半端でない量!!)
極めつけは、タイチさんの愛車のオープンカーに結婚を祝福して、様々な飾りつけがしてあったこと。
バルーンが風になじんでいたし、ボンネットには大きなハートマークが描かれていた。

タイチさんとタカコさんはこの「いかにも結婚式」といった感の車で教会を後にする。それが最高にサマになる。
大勢の祝福を受けながら。

その後は市役所で婚姻届を提出。名実ともに夫婦になった余韻に浸る間もなく、その後は友人たちを招いてのお食事会にもご一緒させていただきました。ゆったりとした空間、フルコースのディナー。ぼくたちがこの場所にいるなんて恥ずかしいのひとことです。でもいただいたお料理はどれも最高においしかった。

そんな全てに恵まれた一日。
支度シーンからずっとお二人の間近で一日を見る事ができ、とても嬉しかったです。
この日のできごと全てに感謝します。ありがとうございました!!

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