ケープ・ライトのdiary

20091025

京都・下鴨神社でウェディングの撮影がありました。

きょう結婚式を挙げたヤマサキさん・アヤコさん夫妻。共に雑誌の編集に関わる仕事をされていて、この日の招待状やプロフィール表は、そんなふたりのコダワリが詰まった凝ったつくり。特にお料理のメニューはアヤコさんが描いたイラスト入りの可愛いものでした。

結婚式は下鴨神社で。撮影タイムも十分にあって、ぼくたちは糺の森にずんずん分け入って沢山の写真を撮りました。
秋の京都、多くの観光客に「オメデトウ!」と声を掛けられながらヤマサキさんもアヤコさんも僕たちも最高の気分。
挙式は撮影NGでしたが、葵殿から出てきた二人の表情は晴れやかで、素晴らしい時間だったのだと感じました。

パーティーは場所を変えて、ホテルオークラ京都の最上階で。
大きな窓が一面にあって、京都の街を一望できます。

なんて贅沢なんだろう!!

時刻は夕刻の日が沈む頃。乾杯やケーキカット。さまざまなイベントが進むうちに太陽は西の山へと隠れます。そしてしばらく経って・・・。

見事な夕焼けが空一面に広がりました。

それはゲストの皆が息を呑む瞬間でした。ぼくたちもその輝いた空へ夢中でシャッターを切ります。

メインテーブルに座って、西の空に背を向けていたヤマサキさんとアヤコさんだけが、その夕焼けを見る事ができませんでした。だからこそ、2人が後から見返すことができるよう、いつも以上に多くシャッターを切るのでした。

夕焼けは一瞬で夜空へと変化しました。

街灯がきらめく風景も素敵で、ぼくたちは様々な京都も街を楽しむことができました。

それもこれも。

この場所に呼んでくださったヤマサキ夫妻のおかげ。

素晴らしき一日になりました。
ヤマサキさん、アヤコさん、ありがとうございました☆


カワタヨウスケ

20091021

めっきり寒くなってきましたね。。。

スタッフのカナイです。

事務所が北向きなもので、とても冷えるんです。
今も震えながらブログを書いています。

ところで、先週の日曜日は奈良まで結婚式の撮影に行って参りました。
奈良は今年2度目の撮影です。
そして両方とも、春日大社→奈良ホテルの組み合わせでした。

奈良は高校の修学旅行(地元が長崎なので)以来行ったことがなかったのですが、
まーーーーステキなとこで。
西宮から大阪を抜けて奈良に入ると、
空気がガラッと変わって気持ちいーんです。

この日も深呼吸をいっぱいしました。
緑の匂いやら何かの実の匂いやらが漂って。

会場となる奈良ホテルはちょうど創業100年を迎えた老舗ホテル。
大正ロマンな造りで、どこもかしこも画になります。

2次会も、ホテルからちょっと歩いた奈良まちの一角にある、
町屋を改装したレトロなカフェダイニング。

京都と似ているけど、もっともっとゆっくりしていてのどかで。
本当にステキな街。

それなのに、最近は奈良の方でも、大阪や兵庫などで式を挙げるカップルが増えて残念・・・というお話を聞きました。
こんなにこんなにステキな街なのに勿体ない!!
純粋にそう思ってしまいます。

奈良ウェディング。
オススメです★

この日の様子は、写真が出来上がり次第、お伝えしますね。

とにかく、オススメです★

20091020

フォトグラファー別の作品集を作ってみました。

みんなハートで写真を撮ることができるフォトグラファーです。

今回は、金井・林の作品をスライドショーでご覧いただけます。

★金井智美作品集★


★林裕介作品集★

20091019

皆さん、はじめまして。

5月からケープライトでお世話になっています、スタッフのメーテルと申します。
メーテルって… と不審に思われたかたも多いでしょう。
でもなんのこっちゃない普通の人間です。日本人です。
ちなみに学生です。ケープライトにはお手伝いみたいな感じで、勉強させてもらいに行っています。

この呼び名は金井さんと河田さんに面白がってつけられました。


そんな私は、夏休みに学校のプログラムで、17日間アメリカに行ってきました。
サンスランシスコです。


さいっっっっっっっこうでした!!

今まで日本という国しか知らなかった私にとって、この体験は衝撃でした。
自分が今まですべてのように思っていた世界は、びっくりするほどちゃっちなもので
世界は私が思うよりもずっとずっとビッグでした。

見るものすべてが新鮮で新しくて、かわいくておしゃれで、
まるで映画の中に入ってしまったような異次元の世界で、
毎日がわくわくとどきどきでした。

00150020_convert_20091019155736.jpg


そして、アメリカは自由でした。
どんな人でも受け入れてくれる気がしました。
何より人が素敵でした。
すごくフレンドリーで、お店の店員さんでさえ友達のようでした。
こっちまで陽気な人間になってしまうほどでした。

たとえば、電車で降りるときに横にいる人に対してアメリカの人は
当たり前に“Excuse me”と声をかけるし

自分の後ろに人がいれば、ドアをあけて待っていてくれるし

Thank you といえば皆、You're welcome と言ってくれるし

ただ街で一瞬あった人たちとも人との繋がりと思いやりを感じられました。

日本人は礼儀正しくて思いやりがあるといわれますが、
アメリカにはほんとうの 細やかな心遣い を感じました。

アメリカの人に教わったこの振る舞いを私は自分の生活に取り入れたいです。

と、日記を書いていて改めて心に誓いました。


そんな最高の体験をした今年の夏でした。

00090014_convert_20091019155125.jpg




20091018

奈良、春日大社でウェディングの撮影がありました。

森に囲まれた春日大社の朝は空気がとっても美味しく、その場にいるだけで体が澄んでくるようです。
この日の主役のナオトさん・マリさんカップルと待ち合わせ。和装に着替える前の普段着でパチリ。これが今日のファーストカットになりました。

結婚式を春日大社で挙げることになった理由がユニークでした。

それはナオトさんが生まれてお宮参りに来たのが春日大社だったから。

30年の時を経て、同じ神社に結婚の誓いを建てました。

まわりを見てみれば七五三の子供たちが大勢いて、この子達もあと20年後に同じ場所で結婚式を挙げれば良いのにな~と思いました。人生の節目節目に同じ神社に報告に行くってステキなことだなと。

奈良の秋は観光客がいっぱい。挙式を挙げて境内に出たふたりは、拝観の方々からは大きな拍手。さすがに世界遺産ということで、外国人の観光客も大勢いて、「ニッポンの花嫁」の美しい姿に、さかんにシャッターを切っていました。

披露宴は、これも伝統のある奈良ホテル。
この場所は白無垢も似合いますが、マリさんが着たオーダーメイドのウェディングドレスもまたクラシカルな雰囲気で会場と良くマッチし、どこにカメラを向けても絵になります。特に赤い絨毯が敷かれた廊下で西日を浴びながら撮った写真は最高のものとなりました。

二次会も「ならまち」の古民家を改装したカフェで行われ、マル1日「奈良」を満喫したウェディングでした。
ナオトさん、マリさん、ありがとうございました!!

この日のスライドショーはこちらから


カワタヨウスケ

20091017

20091017-4.jpg

20091017-3.jpg

朝に雨が強く降ってこれはイカンと思ったものの、時間と共に青空が広がって気持ちの良い秋の午後になりました。

そんな今日、結婚式を挙げるのは、ジャイアンツの小笠原選手に似た花婿のユウスケさんと、いつもそばでユウスケさんを支える花婿のユミさん。
ふたりが選んだ式場は神戸の海に3方を囲まれた「メリケンパークオリエンタルホテル」

挙式後には潮風に吹かれての写真タイムがあったり、パーティー会場も海が見える場所だったりと、随所に神戸らしさが満載でした。

なかでも驚かされたのは、これまで内緒でユウスケさんが友人と共に書き上げた花嫁ユミさんの肖像画。大きなキャンバスに油絵で友人のサポートを受けながら書き上げました。
これにはゲストの方々やユミさんもびっくり。
これを書き上げるまでには長い時間と大きな労力が必要だったと思います。
そのタマシイのこもった作品は、おふたりの宝物、第1号となることでしょう。

そして、ぼくたちが撮った写真も第2の宝物になれば嬉しいです。

ユウスケさん、ユミさん、ありがとうございました★

この日のスライドショーはこちらから


カワタヨウスケ

20091017-5.jpg

20091017-1.jpg

20091017-2.jpg


20091011

季節はずれの台風が過ぎ去って、爽やかな秋の日となりました。

きょう結婚式を挙げたダイチさん、カヨコさんもまさにそんな青空のような清々しいふたり。

打合せの時から透明感いっぱいのふたりに魅了されていました。

撮影は自宅を出発するところからスタート。
ダイチさん、カヨコさん、そしてぼくとスタッフのメーテルは仲良く電車に乗って式場である舞子のセトレを目指すのでした。

途中、垂水区役所に寄って婚姻届を提出。
「こんな良い日に籍を入れるなんて、君たち幸せになれるよ!」
守衛さんの暖かい言葉が胸にしみる入籍となり、いよいよ会場のセトレに到着。
ロビーを入った瞬間に大きな窓越しに青い空と海、明石海峡大橋が眼に飛び込み、僕たち4人はその光景の見事さに思わず声を上げました。

そこからの一日はとにかくあっという間。
これまた、明石海峡大橋を一望できるチャペルでの挙式では、誓約の瞬間2人の顔が夕日で真っ赤に照らされて、それは映画のクライマックスのような劇的なシーンでした。

披露宴、それに続く二次会では皆に愛されるダイチさん、カヨコさんの人柄がひしひしと伝わってきました。

そして、ふたりも皆のこと、何よりお互いの事を大切に思っているのが伝わります。

ダイチさんは最初やトリの挨拶で、言葉を噛みしめるように集まったゲストの方々への感謝の気持ちを口にしました。
カヨコさんは、ご両親や、二次会では最も愛するダイチさんへの気持ちを手紙に込めて、ゆっくりと読み上げました。

言葉に気持ちがきっしり詰まっているし、たとえ言葉がなくても、僕たちは2人の気持ちを十分に理解できると感じます。
お互いを愛し労わるダイチさんとカヨコさんの姿は50年後も今と全く変わらないものだと思います。

そんなお2人の記念すべき一日に立ち合わせていただく事ができました。

ぼくたちは、ダイチさん、カヨコさんの掛替えのない、この1日の事を決して忘れません。
ありがとうございます。

終電で帰るメーテルと僕は、この上なく清々しい気持ちでした。