ケープ・ライトのdiary

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今年もあと2日。皆さんはどんな2016年でしたか?
そしてどんな素敵な新年を迎えられるのでしょうか?

私にとってこの1年は、とてもいろんな事があり変動の大きな年でした。
仲間との寂しいお別れがあり新しい生活を始めたり
また逆に新しい出会いもたくさんありました。


体力も心もなかなかついてこない日があったりしましたが
それでもそんな2016年の新しい出会いは私に元気をくれて、キラキラとした時間をくれました!


すごく有難いことに「古川さんに撮ってほしい」と言ってくださるお客さまがいたり
結婚式の後の打ち上げにご自宅に呼んでくださったり(結婚式が終わってから私が会いたくて会いに行ったお客さまもいます笑)
本当に本当に素敵な方たちばかりでした☆


今年もたくさん撮影をさせていただいて、たくさんのアルバムをみなさまにお届けして
喜んでいただけたこと、私たちにとってはすごく励みになったし自信になって、笑顔にさせてくれました!



今年出会ってくださった皆さま、本当にありがとうございました☆
来年もまたこのご縁が続きますように。
そして来年出会う皆さまと過ごせる時間を楽しみにしています!


古川百代


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こんにちは。
スタッフの矢寺です。

11月最後の日曜日、ゆういちろうさんとゆきこさんの結婚式を撮影させていただきました。

おふたりとは打ち合わせのときから映画や音楽のお話でとっても盛り上がって、
(私たちの打ち合わせではお写真以外にも色んなお話をさせていただくことも^^)
朝お出迎えするときも、久しぶりにお会い出来るのが楽しみでわくわくしました。

スパイ映画が大好きなおふたり、まさかのサングラス姿で登場!
実は打ち合わせのときに、「メゾン・ド・タカにスパイが潜入!みたいな写真を撮れたらいいな」とお話していたのでした。

ゲストの皆さまに楽しんでもらいたい!と準備してこられたおふたり。
披露宴では、ゆきこさんとお友達が「007」と「ミッションインポッシブル」のテーマを連弾で演奏されたり、
ゆういちろうさんの中座では、こっそりゆういちろうさんの大好きなメタルが流れたり…
おふたりの穏やかな印象とのギャップに、ゲストのみなさまもびっくり笑顔に。
初めから終わりまで、笑い声の絶えないパーティーになりました。

そして、披露宴が終わってほっと一息…つくやいなや、ロケーション撮影に出発!
この日のために、モデルガンを借りてきてくださったゆういちろうさん。
まるで本物のスパイでした!
いつのまにかスパイごっこになって、夢中で色んなポーズを考えあって…
ゆういちろうさんのジェームズ・ボンドっぷり、ゆきこさんのボンドガールっぷりに脱帽。
楽しすぎるロケーション撮影になりました。

実はこの日は朝からザアザア降り。
なのにそれを思い出したのは、おふたりとお別れしたあとでした。
おふたりの、朗らかで、一瞬一瞬を全力で楽しむ姿に、ゲストのみなさまだけでなく私たちも、すっかり虜になっていたようです。


ゆういちろうさん、ゆきこさん、とっても濃厚で楽しい時間を、本当にありがとうございました。
作戦、大成功でしたね☆

矢寺 梨奈

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ぼくたちの仕事は写真を撮ること。

撮る上で、カメラとレンズは必ず必要になる道具です。

如何に正確にピントを合わせ、如何に適切な画角で暗い場所でも写真に残せるか・・・

という基準でこれまでカメラもレンズも揃えてきました。

第一は思い描いた写真を撮ることです。

でも今年秋に購入したレンズはすこしそれとは違います。

105ミリという焦点距離でズームはできません。被写体が小さいな、と思ったら近づかなくてはいけないし、大きいなと思ったらぼくが後ろに下がらなくてはいけない。
これが、文字で読むと簡単なようでも実は難しいです。

運動場のような広いところでは問題ないかも知れないけれど、人がパンパンに入った室内だと、写真を撮るために「すみません」と周りの人に言いながら後ろに移動しなくちゃならないし、105ミリというレンズは結構な望遠なので、被写体の人物と話をして、そこから写真を撮るためにドタドタ10メートルくらい離れるために走らなきゃいけない時だってあります。ポーズを変えるときはまたドタドタ10メートル近づいて、撮る時10メートル離れる。結構なスプリントですね・・・

でも便利じゃないレンズを使うようになって写真が変わった気がします。

まず望遠のズームレンズほど大きくないので、撮られる人が威圧感を感じずにいれそう。(これはカメラ位置が離れているというのもあるかも知れない)
そして、このレンズ、とにかくむっちゃ明るい(写真用語で言うと開放の絞りが1.4です。)キャンドルだけで夜に撮影するときも問題なく撮れます。目で見て真っ暗なシーンでもちゃんと写ってくれるので、夜に撮れる写真の可能性が格段に変わりました。

そして、写りがむっちゃキレイです。ぼくたちが普段使っている他のレンズももちろん素晴らしくきれいなんだけど、そこからモヤのようなものを取り去って、真冬の晴れた朝のような透明感ある写りをします。

このレンズは決して安くはなかったし、このレンズがなくても良い写真は撮ることができます。
でもこのレンズのお陰で、ぼくが表現できる写真の幅が大きく広がりました。

2016年、ぼくたちの写真は大きく進歩しました。
そしてこれからもこのレンズの良さをもっとたくさん引き出して、新たな可能性を探っていこうと思います。

カメラマンによって、合った焦点距離やレンズというのは存在すると思いますが、ぼくはようやく自分に合ったレンズにめぐり逢えた気がします。これから大切にします!


河田洋祐

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子どもの瞳に色々な世界が映っていて、それが写真を通して見れるのが良いな、と思います。

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アキオさん、まゆみさん夫妻とはもう長い付き合いです。

初めて会ったときは2012年の初めて開催した1日写真スタジオ。
どんなお客さんが来るのかなーとドキドキして待っていた時に、ふたりはやって来てくれました。
ぼくたちも初めてのことでドキドキ、アキオさん、まゆみさんもなぜかドキドキ。

でも色々なアイテムを持ってきてくださったり、「ロンドンTシャツ」を着て来てくださったり(そうなんですこの年はロンドンオリンピックがあった年だったんです)楽しい撮影になりました。

その後も毎年のイベントごとに来てくださって、おしゃれだし、柔らかい雰囲気を纏ったアキオさん・まゆみさんってむっちゃ好きって言うのがケープ・ライトのなかでの共通認識になっていました。
今年の夏には、もちろん「リオTシャツ」で撮影をしました。

昨年、アキオさん、まゆみは結婚されて、その撮影もさせていただきました。朝自宅を出るところや、二次会に行く途中の梅田の街中でも撮ったりと楽しく濃い思い出がいっぱいです。
 
そして今年、まゆみさんには新しい命を授かりました。
ケープ・ライトのスタッフみんながお祝いムードに包まれました。

先月撮影したマタニティの撮影では異人館を借り切ってじっくと撮りました。
間もなく生まれてくる子に「元気で生まれて来いよ」なんて願いを込めながら。

もう今月末には生まれそう

ぼくたちもはらはらしながら誕生の瞬間を待っています。

ぼくたちの仕事は撮って終わり、って言うわけではないのが自分の誇りになっています。
撮って、その先の家族の成長をまた撮って。

次は家族3人での撮影になりそう。そして4年後には「Tokyo」Tシャツを着て写真を撮りましょう。今から楽しみにしています!!


河田洋祐


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今はカメラ=デジタルカメラが当たり前の時代ですが、ぼくがカメラマンのアシスタントをしていた20年前、撮影の現場ではフィルムカメラしかなかったし、その中でも商品の撮影などには4×5(シノゴ)という、とてつもない古い原理のカメラを使っていました。

ざっくりと書くと、ボディーは2つに別れていて、手前にはピントグラスとフィルムを装填する部分、奥にはレンズとシャッター部分。この間を光が漏れない筒のようなものでつなぐ。ただそれだけのものでこの原理は200年前に写真が発明されて大きくは変わっていないんじゃないかな、って思う。

要はレンズを通った像が上下左右反転されてピントグラス面に移り、撮影者は上下左右反対の風景を見て構図を決めピントを合わせ、明るさ(露出)を決め、よっこらしょ、とフィルムを装填する。そしてシャッターを1枚押すと、はがきくらいの大きさのフィルムに像が焼き付けられるというしくみ。

今はスマホでみんな写真を撮るけれどさっとポケットから取り出してシャッと撮るのと対局にあるのがこの4×5のカメラだと思う。
(違いは数え上げればきりがないが、スマホは電池の残量を気にしなければいけないけれど、4×5はそもそも電池すら使わない。)

ぼくはときどき、ウェディングの撮影で(頼まれもしないのに)この4×5というとにかく面倒なカメラを使う。
時間がない現場はもちろん持っていけないんだけど、じっくりと時間があるロケーション撮影でフィルムが好きなお客さまのときはこっそりと・・・


撮影が始まってこのカメラを使うと、それはもう盛り上がるんです!

「なんですかーその古いカメラ!」

「昔の写真館で見たことがあるような」

「どうやって撮るんですか?」

そんな声が上がって、本番の撮影までにカメラのレクチャーがはじまります。なにより実際に見てもらうのが一番。暗幕を被ってもらいピントグラスを見てもらいます。

「うわ、さかさまや!なんで?」

「すごい、3Dに見える!!」

いい感じのリアクションが返ってきます。
実際ピントグラスを見てみると、被写体が浮き上がって見えてきて、この見え方が抜群にキレイなんです。


みんなのテンションが上がって楽しい現場ですが撮るのは大変。

暗い室内だと2秒位シャッターを明けておく必要があるので被写体になる人はそのあいだじっとしてなくてはいけません。

でも、明治維新の頃なんで、もっと長い時間シャッター空けていました。たとえば20秒。その間撮られる人はずっと動かず、瞬きもせずカメラを見なければなりませんでした(その時のために頭を押さえる器具などもあったようです)

だからぼくは被写体となるお客さまに言います「坂本龍馬知ってるでしょ?坂本龍馬はね、写真を撮られる時、20秒は動かなかったんですよ。だから2秒、頑張って息止めてくださいね。」なんて。

そんな話をすると男はほぼ明治維新の英雄になれます。花嫁もその時代の良き妻に写ります。
2秒間じっとしなくちゃいけないので、笑顔の写真にはならないんだけど、二人がカメラを見る真剣な表情も素敵。
このカメラでしか撮れない写真を撮っていこうと思います。

フィルム面積(デジタルで言うところのセンサーサイズ)がハガキ1枚分くらいの大きさがあるので、とても繊細な写真を残せるのがこのカメラの魅力です。そしてカメラマンも撮られる人も「さ、撮るぞ!」と、デジタルより写真を撮るという行為の重みがまるで違います。

ぼくたちはデジタルのオートフォーカスを仕事で使うようになり随分便利になりました。メディアは入れ替えなくても何百枚も撮れるしピントや明るさはカメラに頼ることができます。出来上がった画像もその場で確認できるし、感度もグンと上げることだってできる。

その一方、4×5カメラは、撮影時に明るさを事前に測ってレンズで設定をする(シャッタースピードと絞りを決める。)。ピントをルーペを使って合わせる、構図を決める。フィルムを装填する、シャッターをチャージする、ようやくすべて整ってシャッターを切る。

もう、むちゃくちゃたくさん、やらなくてはいけなくて、これは以前は当たり前のことではあったんだけど、今ではぼくでも忘れてしまっている手順です、だからこそ、初心に帰る意味でもこのカメラを時々持ち出します。このカメラを使うと1枚のシャッターの重みを主知ることになるのです。

次に4×5を使うのは来年に入ってからかな?使い方を忘れないように、時々手入れをしつつ少しでも日々触って行こうと考えています。

そう、4×5カメラをみたい、触ってみたいとお考えの方はお気軽にご連絡くださいね!!


河田洋祐

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