ケープ・ライトのdiary

20070421

京都、東山の細見美術館でウェディングの撮影がありました。

朝は空に雲が広がっていたものの、撮影が始まる頃には陽も差して、絶好の結婚式日和になりました。

きょう結婚式を挙げるふたり、花嫁さんはいつもニコニコ、幸せオーラが満開でとにかく良く笑う楽しい人。花婿さんもバスケットが趣味のさわやかな人で話も面白いんです。友人にいっぱい飲まされそうだから、とウコンの力を披露宴前に飲んでいたのが笑えました。ただ、写真を撮られるのは少し苦手なようで、シャッターを押そうとするといつもの笑顔は消えて、こわい目付きになってしまいます。だから、「ウコンの力は効いていますか?」とか「ハトが出ますよ!」(これは美術館のマネージャーさんが言ってました・・)なんて話しかけながらシャッターを切っていました。

会場、さすが美術館です!控室へ行く途中の一般の来館者が入れない通路には所蔵している美術品などが置いてあって、「カメラぶつけたらエライ事になるわ・・・」なんて、いつも以上に気を使いました。

美術館の前には疎水が流れていて、そのまわりに桜並木があります。この季節、生まれたばかりの緑の葉が眩しいくらいに広がっています。そして緑の列の中ほどに満開を迎えた濃いピンクの八重桜が一本。新緑と桜、その二つを同時に楽しめるなんて最高です!!(一年のうちでもこの場所ではこの週末くらいではないでしょうか。)

舞台も役者も最高です。

新郎新婦とともに道路を横切って新緑や桜の前で撮ったり、夕方の光を使って逆光で撮ったり、少し疲れてきたら緑の中で深呼吸をしてみたり・・・。

パーティーも多くのゲストの笑い声に包まれた、あたたかなものでした。春の日にぴったりな、ワクワクさせられる一日でした。ぼくまでも、とっても幸福な気分になりました。ありがとうございました!!
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