ケープ・ライトのdiary

20070609

大阪市内でウェディングの撮影がありました。

とてもあたたかで、祝福と感謝の気持ちに満ちたパーティーでした。そして今日は披露宴がおひらきになった後のなんでもない光景が心に残ったのでその事を書きます。

披露宴がおひらきになって、ゲストの方々が会場から外に出て・・・そこにはパーティー会場の半分ほどの大きさのホワイエだったのですが・・・多くのゲストの方々はすぐには帰途につくのではなく、新郎新婦と記念写真を撮ったり、ソファに座ってくつろいだり、親しい友人同士輪になって話をしたり、思い思いの事をして結婚式の余韻を楽しんでいるようでした。

片隅にピアノが置いてあって、ゲストのひとりが弾き始めました。子供達は曲に合わせるかのようにグルグルと走り回って、お父さんは夢中になってビデオカメラで子供の姿を追いかけて、時折弾けるような笑い声が起こって・・・。

そんな時間が一時間ほど。

撮影は終わったけど、ぼくはこの空間がとっても居心地が良くって、何をするでもなくカメラを片手に持ったまま身を置いていました。

それぞれの人が思い思いの時間を過ごしているだけなのに、元来ぼくがノンビリした性格だからなのか、この静かな時間がかけがえのない物に思えてなりません。

皆の頭の中には今日一日の出来事がゆっくりと回っているのだと思います。そして抱いた思いを全員で共有しているのでしょう。「良い結婚式やったね。」と言葉にしなくても気持ちは通じます。

窓の外が暗くなり始める頃、ゲストはひとり、またひとりと帰路に就きました。

こうして、ここであった皆の気持ちの共有は終わったのだけど、抱いたあたたかい記憶はそれぞれの胸の中に仕舞われて、明日からの生活の大きな宝物になることでしょう。

ぼくにとっても、もちろん大切な宝物になりました。
ありがとうございました。

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