ケープ・ライトのdiary

20071004

ぼくはウェディングのフォトグラファーになってホント良かったと思っている。

お客様に完成した手焼きのアルバムを届けた時の嬉しそうの笑顔を見たときや、お礼のお手紙をいただいた時など、心の底から喜びが溢れてくる。

生まれ変わってもやはりこの仕事をしていたい。

ぼくのスタイルはただただストレートな物。まず気持ち込める。僕にとっては年に50回ある撮影の一回という計算になるかもしれないが、新郎新婦には結婚式はもちろん一生に一回だ。だからぼくも毎回、一生に一回、二度と撮る事のできない写真を撮る。

オーソドックスな婚礼写真には興味がない。
いくらドレスがきれいに見えても、構図が完璧でも、その時の空気感が写っていない表層だけの写真では何の価値もないと思っている。

ぼくが写したいのは瞬間の表情、生きた表情。その場その場で感じたことをフイルムの中に定着させて一日が終わる。その結果、素敵なアルバムが出来上がれば良いと考えている。良い写真を撮る為にはどうすれば良いか?常に頭の中でそう考えていたい。

ケープ・ライトを立ち上げてしばらく経ち、営業方法や売り上げなどに頭を悩ます日が近頃多くなってきた。妻や娘を持つ身としては当然の事かもしれない。

だけど、ぼくの仕事をビジネスにしたくない。自分自身、計算高い人間にはなりたくない。ぼくがなりたいのは経営者では決してない。

ぼくが考えるのはただの理想なのかもしれない。それでもその理想がぼくをフォトグラファーとしてやって行く大きな支えになっている。

営業や売り上げに気持ちを向けるのは止めようと思う。

ぼくにできるのは目の前の光景に、心を開いてカメラ向けることだけだ。そして最高の写真を撮って行こうと今決意する。自戒をこめて。

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