ケープ・ライトのdiary

20101012

リキヤさんとナツコさんはお互いのことをオマエとアンタと呼ぶ。
たとえナツコさんのお母さまが眼の前にいても、やはりリキヤさんはナツコさんのことをオマエと呼ぶ。

まるで30年一緒にいる夫婦のように。
でもそれがあまりにも自然でぼくは親しみを覚える。

リキヤさんとナツコさんは10年間の交際を経て、2010年10月10日に結婚しました。

この日結婚式に先立って二人は入籍。そして区役所近くの二人の母校を訪問。
ゆっくり3人で構内を写真を撮りながら歩きます。

「授業のときはこっちとあっちの校舎をよく行き来してました。」

「この道をいつも自転車で通っていました」

「図書館の前でよくみんなで話をしていたね」

ひとつひとつの思い出を聞いていると、まるで10年前の二人の姿が見えてくるようだ。

ふたりの思い出に地を巡るツアーはしばらく続く。ぼくはシャッターを切りながら、相槌を打ちながら二人と一緒に歩く。

そんな時間を過ごした後の結婚式。

前日から降り続いた雨は朝にはやんで、沈みかけた太陽が二人をオレンジ色に照らします。

ゲストの多くはふたりの共通の友人や学校の先生たち。
「このふたり、いつ結婚するのかと思っていたら・・・ようやくこの日が来ました」
といったエピソードが語られます。

みんなリキヤさんとナツコさんの結婚を心待ちにしていたのでした。

二次会で奇跡のような出来事が・・・

それは、幹事さんの発案でリキヤさんが70キロも離れたナツコさんのご自宅を自転車で訪問するという企画を動画で流したときのこと。

真夏の40度近い酷暑の中、奈良県のナツコさんのご自宅にようやく到着したリキヤさん。しかしこの行動は二次会のこの瞬間までナツコさんには秘密でした。
「おれ、自転車でここまで来たよ!!」と言いたいのを必死でこらえ、その代わりにハンバーガーにキーホルダーをポストに入れて帰りました。

映像が大画面に流された瞬間、ナツコさんは叫びました。

「あああ!このハンバーガー!!」

そう、ナツコさんは自宅のポストに入れられたハンバーガーのキーホルダーを誰かのイタズラと思いながら捨てるに捨てられず持っていたのです。

そして、この瞬間、このイタズラの主がリキヤさんだと分かったのです。

会場からどよめきと歓声と拍手。

披露宴で泣かなかったナツコさんの目から涙。

真夏に70キロの距離を自転車で走りきったリキヤさんもすごいし、イタズラのキーホルダーを捨てなかったナツコさんもすごい。

やはりふたりは、目に見えない糸で繋がっているのだと思います。
さすがオマエ・アンタと呼び合う信頼関係だと思います。

そして企画した幹事さん。「この二次会には相当入れ込んでました」という言葉通り、二次会は大成功でした。

2010年10月10日は多くの絆を感じさせる、ぼくにとっても忘れられない一日でした。

リキヤさん、ナツコさん、そして二次会幹事さんはじめ数多くの友人の皆様。本当にありがとうございました!!


カワタヨウスケ









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