ケープ・ライトのdiary

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「ハート型の集合写真を撮りたいんです!」

お客様が打ち合わせの最中にそう言ってiPhoneの画像を見せてくださった。

それは海外で撮影されたウェディングの一コマ。

画像を見ると広ーい芝生の上で新郎新婦とゲストがハート型の輪になって並んでいます。芝生の後ろにはお花畑や緑の山並みが。

こんな風景、いったい日本のどこに行けばあるのだろうか?

もちろんお客様もそれは承知のうえで

「こんな場所どこにもないですよね?」

「これ全部モデルさんを呼んで撮ったのかも知れないですし難しいですよね・・」

そんな、「無理です!」って言われると思い込んでいる様子。


ぼくはじーっっと写真を見ながら考えました。


「これを撮るのは広い場所が必要だな・・」

「たくさんの人をハート型に並べるには時間がかかるだろうな」

「ちゃんとお客様は指示通りに並んでくれるだろうか」

心配事ばかりです。。


でも、ひとつひとつの心配事をクリアすると、ひょっとしたら成功するかもしれない。

幸い会場のプランナーさんに聞いてみると
「やってみましょう!!」と力強い言葉が返ってきて、「ハート型集合写真プロジェクト」
はスタートしました。






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まず、挙式後に集合写真を取れる場所を確認。
海外のような鮮やかな芝生があって、成功すると美しい写真になりそうです。

でも、撮影ポイントに立って分かったのは樹の枝が張り出していて広いスペースが確保できない
ということ。50名の人が並ぶには狭すぎる可能性があります。

とりあえずビニール紐をハート型にして芝生に置いてみました。
地上から見ると全体像がわからないし、上から見ると相当イビツ。
うーん、やはり難しい・・・



アトリエに帰ってみんなでミーティング。
どうすれば早く綺麗なハートが作れるかを考えました。


ポイントになるところにレンガを置くこと

レンガは目印からぼくの歩数で何歩と、あらかじめ決めておく

レンガを起点にロープを貼ってゆく。

人が多いと思ったら2列で並んでもらう。

人が並び終えたら素早くレンガとロープをはずす。
ロープは素早く取り除けるよう2本に分ける。

何度も話をしてイメージを作ります。

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そして当日、新郎新婦もハート型集合写真を楽しみにされています。
ぼくたちもプランナーさんも司会者さんも準備万端。

そして集合写真を撮る時間に・・・

「これから皆様全員で集合写真を撮影します」

「まずはじめにレンガを置き、それを元にハート型のロープを張ります」

「レンガはカメラマンの歩数で測ります。1歩、2歩・3歩。今3歩のところにレンガが置かれました」

司会者さんがゲストにわかりやすく説明して、ゲストの方も「ほー、面白いやん!!」と
乗り気の様子。

無事にロープを張ってその上に並んでいただきました。


そこから微調整。

カメラマンはケープ・ライトで最も絵心があるメーテル。

「その赤いワンピースのお客様、もう少し右側にお願いします。」

「ハートの谷の部分が少し人が多すぎます。もう少し上にも行ってください!」


お客様に細かい移動をお願いするのは負担が増えるし、できればしたくないのですが
これもハート型集合写真を撮影するため。

微調整を繰り返しながら、ゲストもぼくたちも心がひとつになって来ます。


そしてハートが完成。

シャッターを切る瞬間、曇っていた空から太陽が顔を出しました。

美しいハート型、太陽に照らされる人影、輝く緑、あふれる笑顔


想像以上の写真が完成しました。

「はいっ!ありがとうございました!最高の写真を撮ることができました!!」

メーテルがシャッターを切り終えた瞬間、自然と拍手が沸き起こりました。

心がひとつになった集合写真。

この写真はお客様にとっても宝物になるだろうし、僕達にとっても宝物です。

素敵な提案をしてくださったお客様、一緒になって作ってくださったゲストの皆様。

支えてくださったプランナーさん、司会者さん、本当にありがとうございました(^O^)


河田洋祐


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